どうも、カナジシキです。
まあ、自分はあまりアニメの本数を見る方では無いのですが、今期見たアニメについて軽く感想を書いていきます。
てか、重くなると考察レベルになるんでほんと軽くです。
私が今期感想を書くアニメは2クール以上のものは抜くので(SAOを含むのはなんとも言えないが)
宇崎ちゃんは遊びたい!
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
ド級編隊エグゼロス
放課後ていぼう日誌
魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
になります。
(紹介作品項中には気をつけてはいますが、一部ネタバレを含むのでご注意下さい)
目次
総論
今期は宇崎ちゃんの月さん、魔王学院のアノスママ、俺ガイルのガハマママ(ママのん)と魅力的な母親キャラの多い母期となりました。
いやー、俺ガイルのヒロインの母親二人は本当に重要な役割ですし、アノスママもアノスがあの時代で大事とする家族として重要、何よりアノスが生まれてすぐなので実は結構若い。そして、何より淫乱人妻こと月さんの破壊力、最高の期でしたね!
まあ、冗談はさておき時勢の影響が抜けきらない中での放送であり、途中まで放送できなかったものや今期にずれ込んだものものもあり、新旧混じるビックタイトル揃いの期になりました。
新旧という面で見れば自分のような20代前半世代ではアニメへ入る気かっけとなった、(自分は違うが)超電磁砲とSAOが同期に放送され、さらに少し下世代で同枠のきっかけとなった作品と言える、リゼロが同時期に放送されたわけです。また、SAOからの直接の繋がりで言えばアニプレックス作品で似た要素を持つ魔王学院が新規に放送されたことも重要となりましょう。(お兄様、キリト、アノス様の最強は俺だ。のポスターほんと好き)
また、ラブコメ作品ではこちらも20代前半世代には大きな影響を残した俺ガイルのラストと新たにブームを呼ぶ気配のあるかりかのが同期であったのも特徴だと言えます。
そして、各所でのアンケートなどの注目作品として、SAO、超電磁砲、俺ガイルと言えば自分達の世代から言えば超ビックタイトルであり、続期をやると言えば反応せざる終えない作品以上に、リゼロに対する反応があったことに時代の移り変わりを感じました。
宇崎ちゃんは遊びたい!
さらっと見れる恋愛ラブコメで大変面白かったです。
自分の好きなブログサイト(掲示板)の影響もあり話はなんとなく知っていたのですが、気楽に観れて楽しい作品でした。
アニメとしては前半では演出がくどく感じ、15分アニメでも良いのでは無いか、などと少し感じていたのですが、慣れてくればとても見やすい出来でした。
また、キャラクターについても最初の方では喫茶店親娘が先輩と宇崎ちゃんの関係について面白いと語ることが、作者がそれを書いていると考えると自身で作品を評価しているように見えて少し思うところがありました。しかし、後半ではキャラクターそれぞれの個性や良さが見えて来たことにより、二人の関係を面白く思う理由やそれを見るスタンスを含めてキャラクターの個性となっていて良かったです。
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
アニメ8クール、映画、OVA、加えて、スピンオフの総決算として大変熱いアニメでした。
まず、これまで描かれたアンダーワールドでの世界とそこで生きる人についての集大成、GGOでの因縁、そして、何よりPoHを中心としてのSAOでの遺恨が描かれていて本当に熱かったです。
そして、ついにキリトが復活したときの感覚はたまりませんでした。
ただ、アニメとしては演出に関して、やりたいことはわかりやすく感じたのですが、必要な表現が抜け落ちてシュールになっている部分が多かった気がします。
ド級編隊エグゼロス
ただのエロコメじゃない、しっかりしたラブコメでした。
最初見始めたときはエロを中心としたギャグよりのアニメかなと思っていたのですが、ラブコメとしての出来が良く、ヒーローとしての定番を行いながら、エロが中心にあるのが良かったです。
そして、やっぱり松岡ハーレムて安定ですね。OPも慣れてくるとかなり好きになりました。最終回のかかるタイミングも激アツで良かったです。
盛りすぎな要素のせいで癖は強かったですが、うまく料理された良作をアニメでも上手く盛り付けしていたと思います。
まあ、その癖で微妙に感じた人もいた気はしますが…
放課後ていぼう日誌
よく出来た日常部活アニメでした。
最初は女子高生にやらせればなんでもありだなと思っていました。ただ、別に美少女ではないことが日常として入りやすく、釣りに関してリアルな説明が絶妙で楽しめました。
また、陽渚が最初はそこまで興味がなかったもの(むしろ苦手)に対して触れることで楽しくなり、さらに自分で工夫することでさらに楽しくなることは高校(中学)時代の私もリアルに経験したのことなので、共感でき1クールの流れとしても、ただの日常ではなく良かったです。
魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~
多分、今期自分が一番楽しんでいた作品です。
自分は本作を「小説家になろう」にて先まで読んでいたこともあり、展開を知っていたこともありますが、伏線、世界観、そして、何より主人公の良さが出ていた作品だと思います。
前期の感想で自分がもっとも言っていた良い主人公の良例作と言えると思います。
もちろん、アノスは俺TUEEEキャラクターなのですが、2000年前の魔王として達観しており、また、周りのキャラクターよりも大人であるためヒロイン達への態度も嫌味になりません。さらに、自分の身勝手さや特技は壊すことだけであり、他については仲間達が伸ばせば負けることを認めていることも良いです。そして、その全てがこれまであった「魔王」どいう概念に合致することが良くできています。加えて、2000年前に平和を求めて自分を犠牲にして生まれた世界で家族や友人を大切にすることには他作品よりも身勝手さに意味が持てており良い主人公の見本例としてあげるに差し支えないでしょう。
ただ、アニメ作品としては地の文や先の展開を知るからこそ、1クールでは描ききれていない部分がキャラクター面、伏線面、世界観全てで多く勿体なさも感じました。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
ついに終わった自分ら世代のラブコメの決定版。
アニメで原作最終巻まで電撃文庫の作品以外でやるのてかなり少ないんですよね、しかも、1期の作画とか絶対2期やる気無かったですし。
そんな、俺ガイルも2期、3期とついに終わりました。
自分は本作について1期が始まる少し前から原作を買っており、基本的に発売日に読む程度に好きな作品だったので、もちろん、ストーリーは知っていたのですが、やはり、アニメも良かったです。
先に問題点を上げるとするならストーリーの終盤ということもあり、1期や2期前半のノリと比べると終始暗く、尺の都合で原作ではあった八幡の一人語りネタ部分が少なくなることもその一因となっていたように思います。このため、本作からの新規層を狙うことは終から見ることは無理なのは仕方ないとしても、1期や原作へと持っていくことも難しいように感じました。
ただ、アニメとしての出来は本当に良く、まず、1期から良かった点である、ラノベの巻数(3期で言えばページ数)に対して合っていない1クール尺をうまく工夫し納めていました。特に面白いのにカットせざるおえない地の文を次回予告に持ってきており、なおかつこれが次回予告としてある程度成り立っているのは凄いと思いました。(自分の次回予告の記述がヴァンガードだからアレですが…。)
次に声優陣の演技が最高でした。やっぱり、早見、東山コンビがダブルヒロインは最高としか言えない。由比ヶ浜の自分をずるいと思いながら八幡の前で見せる姿、雪ノ下の演じている普通と最終話に向かっての変化、この演じ分けが素晴らしく地の文が無くてもわかるのは最高でした。そして、何より江口さんの八幡の一人語りですよね。やっぱり、これが俺ガイルの最大の良さであり、魅力でした。
そして、何より楽曲の演出が良いOP、EDが最高なのはもちろんなのですが、それ以上にBGMとして1期2期のOP、EDが適材適所すぎる。特にHello Aloneの使い方がズルすぎる。また、最終話ラストでの楽曲のかかり方が最高でした。
そのおかげで、ストーリーは同じでも、ラストは原作よりもアニメの方が個人的には数倍良く感じ、原作を読み終えて燃え尽きて、買って読んでいなかったアンソロジーを読もうと思いました。
2020年秋期について
2020年夏期に関してはそんな感じです。
なんか、2020年秋見なきゃいけないアニメ多いんでまとめておきます。
まず、自分の本職であるB社系アニメでアサルトリリィ BOUQUETとD4DJ First Mix、それに類する必須科目のラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。次に続期作のゴールデンカムイ、ご注文はうさぎですか? BLOOM、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll、魔法科高校の劣等生 来訪者編に加えて、A3! SEASON AUTUMN & WINTER、しかも3期が多い。(おそ松さんは感想書かないです)、さらにひぐらしもあります。また、Key作の神様になった日やつい見てしまった話題作『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Animaも気になります。もちろん、5分アニメですが、レヱル・ロマネスクも見ますしね。
本当にいつもに比べると多い、秋期も楽しみです。