アニメオタクについて

雑論

どうも、カナジシキです。

今回はアニメオタクについて自分が思っていることを書いていきたいと思います。

なお、今回は何かを調べたりして書いているわけではなく、なんと無く思っていることを書いているだけなのでご了承ください。

オタクについて

皆さんはオタクについてどう考えているでしょうか。まあ、正直これを定義付けることはいまだ誰もできていません。また、この言葉が生まれたのは自分が生まれる前の1980年代なのである程度調べることは出来ても、実感としてオタクはオタクなのだというイメージなのです。

しかし、今回あえて定義するならば少なくとも自分としてはステレオタイプなオタクのイメージとしてある、日陰者(今でいう陰キャ)というイメージがもとにあり、その中に複合されるガリ勉的なイメージから、あるものに対する強く知識欲を満たそうとするないし、その知識の研鑽をする人を指すものなのだと思っています。

つまり、ただ何かが好きな人間はファンですし、その中で収集癖がある人間はマニアです。

もちろん、好きでなければ調べもしませんし、調べるために収集することもありえるため、オタクとはファンの中に含まれますし、マニアとオタクは複合される部分もあるわけです。また、実際には単なる好きだけで見ている点と知識的研鑽で見ている部分の両方が混在しているためそう簡単な話ではありません。

そして、少なからず好きでその職についていて、その職の専門家の人間はある種のオタクであるとも言えましょう。

オタクの中のアニメオタクについて

歴史的なことやその界隈での話は無視しますがオタクには理系文系問わず学問の延長線上を深掘りしたオタク(例:歴史オタクやITオタクなど)と娯楽に対するオタク(例:アイドルオタクなど)やそれを複合したオタクが存在します。

もちろん、それらを明確に分類はできませんがこの中でアニメオタクはどれに分類されるのかといえば、娯楽に対するオタクでしょう。しかし、アニメの知識を研鑽しようとした場合、物語を文学的素因を読み解く必要がありますし、いわゆる萌絵に対しても芸術的素因を知らねばなりません。このため、学術的要素を含むわけです。

アニメオタクの分類

これまで広義の意味でアニメオタクを語っていたのですが、正確にはアニメオタクというのは多岐に渡ります。アニメオタクと言っても正確にはゲームが好きな人間がいてその中でもさまざまなジャンルが好きな人がいるはずです。他にもアニメを好きと言ってもジャンルで好きな人が別れますし昼アニメと深夜アニメで分ける人もいます。さらに言えば、アニソンが好きな人、声優が好きな人、絵師が好きな人がいるはずです。また、原作にあたるゲーム、漫画、ラノベが好きな人もいます。さらに言えば、本来別物である特撮オタクを広義的にアニメオタクとすることもあります。

つまり、何が言いたいかというとアニメオタクと一言で言っても複雑なものです。そして、自分をオタクだと思っているのであれば少なくとも何が好きかわかっているべきだと思います。

アニメオタクの増加

そんなわけで一言でアニメオタクと言っても複雑なわけです。また、もともと日陰者のイメージであったオタクにプラスしてサブカルチャーであるアニメのオタクなどと言ったら本来なら後ろ指を刺される存在です。さらに、言い掛かりも良い所のなのですが、一般にアニメオタクが引き起こしたと言われる悲惨な事件がありました。けれども、そんな負のイメージがあったからこそ成長してきた文化であるのも確かです。

それからときは流れました。現代では一時期オリコンからの排除も匂わされていたアニソンが今では上位に入ることも当たり前になりました。深夜帯でないテレビで取り上げられてもさほど珍しくはありません。美少女ゲームアプリのCMが入る程度でお茶の間に冷たい風は吹きません。

そして、何より深夜アニメの数は2000年代後半からかなり増え、インターネットの進歩やスマホの普及により、動画配信によるアニメ視聴も手軽になりました。アニメは身近になったのです。加えて、SNSにより発言できる場所は広まりました。

そのことによる、アニメオタクと自称する人の低年齢化は進みました。ただ、それは先ほど定義したオタクないしアニメオタクつまりは自分の考えているオタクなのかと、思ってしまうのです。また、先ほど述べたアニメ文化の成長に影響を良くも悪くも与えた可能性も考えています。

まあ、考えているだけでそれ以上でも無いのですが…

ただ、自分は負の側面も含めてオタクを誇りに思っています。

あとがき

今回はそんな感じでアニメオタクについて見ていきました。読んでくれた方にはそれは違うと感じる人もいることを書いたと思います。ただ、何か考えの助けになると嬉しいです。

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