〈バンドリ感想〉バンドリ8thLIVE 夏の野外3DAYS 今回の対応と8thLIVEのテーマについて

バンドリ

どうも、カナジシキです。

今回は昨日まで続いたバンドリ8thLIVE 夏の野外3DAYS について、今回のライブ全体を通しての感染症対策について思ったことを前半で行い、セットリストやライブ演出を観てのいわゆるライブ考察(自分の考え的には、それを考察とは言わないんだけど)をやっていきます。

このため、前半は愚痴や自分語りにもなるので興味のない方は目次から「8thLIVEのテーマについて」まで、飛ばすことをおすすめします。

また、各日の感想に関しては↓から飛べます。

DAY1

DAY2

DAY3

感染症対策に関して

今回自分は全日LVでの参加だったので、一番重要となった現地に関しての情報が出せないのですが、Twitterなどで集めた情報も含めて書いていきます。

開催したことに対して思っていたこと

正直な話し7月上旬、このLIVEが延期にならないことに懐疑的でした。

まず大前提として、自分としては今回の感染症に関しては、確かに新型であるため医療的対応作が無いためそこに対する不安はありますが、もう起きてしまったものは仕方がないので感染を起こすことへの心配、社会的リスクも含めて、各個人や企業の選択だと考えているで、この懐疑的だった理由は決して感染リスクがあり、今回の感染症拡大が怖いからと言った一般的なものではありません。

これをふまえて、何故懐疑的だったのかといえば第一にアニメ業界ないしイベント業界に対して、ここでクラスターが発生した場合、ここまで築いてきた業界の信用が崩れるからです。そもそも、自分は自分を含めてオタクに対していい印象は無いものを前提に生きています。しかし、昨今このオタクに対してある程度の社会的な理解を示されています。これが崩れる可能性を考えたのです。また、これは同時期に開催予定だったいくつもライブが7月上旬時点で延期を決定していたことにも付随します。

次にこちらは完全にオタクとしての自尊心なのですが、現地のマウントが嫌だったからです。

言い方は悪いですが、これまでのライブは現地に行ったオタクと行かなかったオタクを比べれば、行ったオタクが偉いのは当たり前でした。

これは当たり前のことで仕事や学校といった自分の生活とライブを天秤にかけたときに、なんとかして趣味活動を選んだ人間が偉いのは当たり前です。

何か外せない先約があっても速く向かう工夫を考えるのは当たり前です。

学生で有れば、その日を早く終えるために先にレポートを済ませること、サボっていい授業かどうかを考えること、サボりに関して咎められない友人関係を築くこと全てが自分の努力です。

社会人であっても、残業しない工夫は当然ですし、行けるように予定を組みます。そして、自分が会場に向かうことを認められる周りとの関係を築くのです。そもそも、オタクができる就職をすることからオタク活動です。

また、チケットを取ることだって、CDの積み数から、チケットサイトごとへのさまざまな対策、そして、チケットが譲ってもらえる環境作りをしてきました。

そして、この努力では敵わないほどの何かがあり行けなくても、見返せばそれが糧になっていました。ある意味、行けなかったオタクとして行けたオタクにマウントを取られることすら、オタクとして重要なことでした。

しかし、今回は行った方が偉いと言える状況ではありませんでした。このため、今回ライブをやることにより生じる格差が嫌だったのです。これまではオタクとしての上下レベルの差でしたが、今回は参加した人間が偉いなどというのはありえない状況だったからです。

まあ、そんな感じで7月上旬までは懐疑的だったのですが、それからときは流れて今そこまで開催が悪くなかったと思っています。

イベント業界に対して

この第一にあげた信頼に関する問題ですが、それは中小レベルでは悠長なことを言っていられる状況でなくなっています。しかし、感染症対策に対するモデルケースを作るには大規模公演が安定してできる企業でなければなりません。このため、今回これからの時代のイベントに対するモデルケースとして良かったと思います。

LVに関して

もちろん、現地の熱量には敵いませんし、現地よりもやれることの幅が狭かったのはありますが、今回のそういった状況もあり、キャストの皆さんがいつも以上にLVに気を使ってくれたおかげで悪くなかったと思います。

各論

物販に関して

これまで、行っていた優先物販のノウハウが役に立っていたのではないでしょうか、この物販にも先に順をつけるというのは感染症対策には良作ですし、この順番にお金を取るというのも、それだけの払う価値があるので悪く無いと思います。対策の点を抜きにしても、完全にそうする必要はないですが一定の時間までは有料優先、一定からは無料事前抽選、そこからフリーというのもシステムが確立されれば、感染対策だけでなく、開催地近隣への配慮てしてもかなり良いものだと思います。

DAY2の雷時

非常事態ということもあり、密が生じていたと聞きました。今回は仕方ないですが、臨機応変な対応のできる体制が期待されます。

熱中症対策の水飲み

Twitterでも言いましたが、みんなで水飲みを促すのは熱中症対策としては良いことなのですが、参加者が一斉にマスクを取ることになるため感染症対策として良くないと思いました。

まあ、DAY3ではこの時間が無かったんで気がついたんですかね。

規制退場に関して

詳しくはわかりませんが、これまでのライブの傾向として結構しっかりやられていたので、後は観客それぞれの意識だなと思います。

感染症対策に関してのまとめ

正直、先程述べたようにいくらか問題はありましたが、今後の改善し今の時代での大型ライブのモデルケースとなることを期待しています。

後は、参加者から感染者が出ないことを願うばかりです。

8thLIVEのテーマについて

本当は秋のPoppin’Party単独がBanG Dream! 8th☆LIVE「Breakthrough!」なので、そちらも含めて8thLIVEなのですが、とりあえず、夏の野外3DAYSから今回のナンバリングLIVEとしての意義を考えていきたいと思います。

アニメの集大成として

まず、前提として、ナンバリングLIVEとしては前回7thLIVEは2期放映期間違うのLIVEだったので、2期についても含みながらも、ガルパでの2章からシーズン2(ポピパ世代が2年生の年)へのLIVEとしての繋ぎの意味合いが強かったと自分は思っています。

そして、今回8thLIVEはアニメ2期3期の集大成であったと思います。これはDAY1、DAY2に関してはそちらで書いたとおりなんですが、DAY3でもポピパパートではポピパのライブが演出特化であるため、M1はTime Lapseでしたが、M2がイニシャルであることとラストがミライトレインであること、加えて、この3日間の最後の曲が夢を撃ち抜く瞬間に!であることからもわかると思います。

しかし、その意味合いはそれぞれのバンドによって違います。

Roselia

まず、Roseliaに関してはDAY1の方でも書きましたが、1期からのアニメの総決算の意味合いがありました。何故、そうしたかといえばアニメバンドリとしては、初の主軸に置かれたストーリーとなる劇場版を控えているからでしょう。これはセットリストとしても、映画のサブタイトルとなる約束が幕間前ラストに、Song I am.がアンコール明けにと大事なところに来ているからもわかります。

このため、Roseliaにはアニメの総決算と次の劇場版への意味合いがあったことがわかります。

RAS

こちらもDAY2の方で詳しく書いていますが、結論だけ言えば、キャラクターとしてのRASの結成が強く、また、ERAにもその意味合いが付随していたということになります。

また、ガルパ軸で言えば、これにはGBP(グループとしての)への流れにも繋がります。

GBP2020に関して

ちょっと、話は脱線しますが。やっぱり、モニフォニカとパスパレに関してはGBP2020でやれなかったことをここで入れたんだと思います。

もちろん、GBP2020が予定時期に行われていれば、8thでの出演の意味合いは違ったと思いますが。

ポピパ

ポピパは今回だけで言えば3期に対しての作りになっていました。これは去年のNGNCで2期に対しては消化していたからだと言えます。しかし、ポピパは後の単独を控えているので、そっちの予測をしていきます。

まず、8th☆LIVE「Breakthrough!」これはRASのアルバムを引っ提げてストーリーと同等とするの可能性が見えてきます。ちょうど、アニメ2期、3期の曲が中心ですからね。

もちろん、2日間のライブなのでアルバムの順通りでは無いと思いますし、さまざまな派生が考えられますが。

また、このアルバムBreakthroughにはポピパの可能性の意味合いが強くあります。これは他バンドとは違いナンバリングLIVE= リアルバンドPoppin’Partyのライブである、ポピパにとって重要になってきそうです。

ある意味、今回のライブでの夏曲パートは夏空SUN! SUN! SEVEN!での悪ふざけだけでなく、八月のifも含めて、ファンミからの流れを組んでいるため、既にリアルバンドPoppin’Partyとしての意味合いもすでにちょい見せしてたわけですが。

加えて、Roseliaと同様にポピパも劇場版を控えているのでその意味合いも強めそうです。

まとめ

最後にこのように8thライブ全体でテーマは2期3期の総決算だったといえます。

しかし、それぞれの軌跡と向かう方向で違う意味合いを持つライブだったわけです。

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