今回はハロハピ最初のイベントとなった怪盗ハロハッピーと豪華客船を見ていきます。
目次
ハロハピらしいストーリー
今回のストーリーは一言で言えばハロハピらしいストーリーだと思います。ハロハピの奇想天外な部分を凝縮したストーリーであり、
こころの飛び抜けた発想が発案でイベントが開始する。
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天真爛漫に楽しむはぐみと違った楽しみ方をする薫
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振り回される美咲と花音という
ハロハピのイベントストーリーの流れを確定させたものだと思います。これは今では当たり前の構文なのですが、1章時点でのハロハピのストーリーでは慈善活動的なことが中心になるのではないかと考えられてしまうことをSKURA BLOOMING PARTYでのハロハピメンバーの行動と合わせてハロハピのキャラクター性を確定させた重要な事柄になります。
振り回され方
このストーリーでのキャラクター性を確定した事項としてもう一つ重要なのは花音と美咲の振り回され方の違いにあります。ハロハピのキャラクターは3バカとまともな2人に分けられ、その関係性からストーリーが展開することは1章時点でも確認できました。そこに加えて、
美咲はこころのお目付役として振り回さられる
花音はこころの発想の中で振り回せれる
ということが確認出来たことも大きいでしょう。
また、この時点でも既に花音はこの振り回されることを楽しんでいることがメンバーエピソードからも確定されていることは重要であり、今後、その反対に美咲のハロハピであることへの考えも重要になるわけです。
何故、豪華客船に乗ったのか。
こころはそのキャラクター性から考えていることがわかりにくいキャラクターです。そんなこころが何故今回豪華客船にメンバーを招待したのかということを考えてみると
表面的には豪華客船という素敵なものをメンバーへも見せてあげたかった
というメンバーへの想いが垣間見えます。
また、その高い感性からなんでも楽しむことのできるこころですが「メンバーも一緒に来たらもっと楽しいのに」と豪華客船について思っていたと考えられます。
つまり、このイベントの開始理由はメンバーを想うこころの気持ちの現れだということです。
また、今後の解釈としては前述した構文のおいてこころの発案が生じたときにはその想いについてみることが2章へと繋がるでしょう。
役者として
キャラクター性が垣間見えた点としては、薫の役者としての面が軽くではありますが今回のストーリーで見えてきたのは大切でした。今後、薫の変人感だけではなくそちらの面での真剣さも重要になるでしょう。
演じることを共有する
加えて、薫の行動として美咲に演技を行わせており、美咲のメンバーエピソードでも演技指導をしようとしています。これは、薫はもちろん今でもミッシェルの正体に気がついて無いわけですが、深層では何となくわかっているが故の行動であると思えます。
しかし、ここで重要なのは美咲の方です。今回、演技の大先輩である薫に演技を指導されたことは美咲はミッシェルを演じているわけですから、今後の美咲とミッシェルの関係を考えることに繋がっていたといえます。
まとめ
今回はハロハピ最初のイベントストーリーを見てきたわけですが、そこには
ハロハピストーリーの基本構文があり、
こころの想いや役者としての薫の一端が見え
今後、ガルパストーリーの重要項目となる美咲の変化については、
花音と比較したときの振り回せれ方や
ミッシェルを演じることに対する考えの走りがあったわけです。
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