どうも、カナジシキです。
今回はRoselia最初のイベントストーリー思い繋ぐ未完成の歌を見ていきます。
目次
友希那の歌う資格
今回のイベントストーリーでもっとも大事な点はなんといっても
友希那のLOUDERを歌う資格
についてです。
そして、この資格について友希那は音楽に対しての純粋さが自分には足りないから歌えないとしています。
つまり、この純粋さが友希那にとって重要なものだったのです。
LOUDERについて
では、LOUDERを何故純粋で無ければ歌えないとしたのかというと、LOUDERは父がインディーズ時代に歌っていた歌であり
インディーズ時代の父=純粋に音楽が好き
だったため歌えないとしたのです。
友希那の自己矛盾
何故友希那がそう感じ、自分と比較したのかというと、これは元より友希那が音楽を始めた理由が「純粋に音楽を楽しんでいた父が商業音楽により潰れしまったこと」に起因するからです。
このため、本来であれば楽しい音楽を作り成功することが友希那の目標であるはずです。しかし、友希那の目指した道筋は先に音楽の高みを目指し、その先で人にさしずされない音楽を作ることが目標になっています。
この自己矛盾について、友希那は気がついています。また、音楽をやる理由が音楽そのものではなく父としています。
つまり、友希那はあのころ父を目指しているのにも関わらず
音楽に対する、目的も意味も違っているのです。
そして、この二つにより彼女は自分を純粋じゃないとしているのです。
これをストーリー上では目標である父が自分と違っても、友希那の音楽を行う一つの理由として肯定することで、友希那の今を目標への工程として昇華しているわけです。
また、このことはシーズン1の後半のRoseliaの物語や今後登場するポピパに対する友希那の関係にとても重要となります。
紗夜の私情
この頃のRoseliaはよく音楽に対してストイックというイメージを打ち出しているのにも関わらず、私情が強いと言われる理由に
友希那の父との確執
紗夜の日菜との確執
があげられ、前者はここまで見たように、Roseliaバンドストーリー1章とこのイベントストーリーのメインで最初期の課題でした。また、後者はガルパ内の2キャラにわたる物語なため、シーズン1のキーポイントとなります。
では、紗夜の私情は今回どう変化しているのか、というとそれは友希那に触発されたと言えます。紗夜自身も音楽に私情を挟んでおり、この友希那の言うところの「純粋でない」になります。これに友希那が向き合い一つの解答を得た友希那を間近で見ていた紗夜にも心情の変化が生まれたわけです。
まとめ
今回はRoselia最初のイベントストーリーを見てきたわけですが今回のストーリーによって得られたものは
友希那と父の確執の解決
友希那にRoseliaの目標像が生まれた
紗夜の心情の動き
があるわけです。
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