どうも、カナジシキです。
今回はSHUFFLE2の主人公宅である相生家の間取りについてです。
ネタバレとかそういう次元の問題じゃないので、すぐに本編行きますが今回スクショ使わないと説明出来ないので珍しく使ってます。(筆者は建築に関して全くの素人です)
目次
経緯と目的
まず、なぜ間取りなんてものを調べたかというと、自分が SHUFFLEシリーズをオススメした友人が2をやっているときに、その友人の職業柄エアコンがベランダ側の壁でない方向に設置されていることに関して疑問を感じたからです。
また、私自身も琥珀√で2人が相引きしているときに、何故リムスが起きなかったかについて疑問を感じたからです。
そして、本作では相生家の風景がトイレを除き全て描かれているのを覚えていたため、このような考察を行おうと考えました。
このため、今回の考察は背景絵より間取りを知り、背景と間取りの一致を図り、その後エアコンを含む配線に無理がないのか考えると共にストーリー上の可能性について考えるものとなります。
手法
まず、 SHUFFLE2本編より相生家の部屋および外観となる、内廊下、玄関、リムスの部屋、琥珀の部屋、リビング、頼斗の部屋、および、洗面所を求めました。
その後、その簡易的な間取りを手書きで作成しました。(図2)
その後、それを元にAppの間取りTouch+を用いて間取りを作成しました。(図3)
結果
作成した間取りは以上のものとなります。
考察
内廊下
内廊下は通常の内廊下式マンション通り、玄関部が凹状です。このため、この背景は間取り状では図5の矢印方向からを描いたものだとわかります。
加えて、この玄関の脇にはガスメーターや水道メーターがあるはずなのですが、間取り状の左手側には背景絵では確認できないため、右手位置に存在すると考えられます。
しかし、この背景情報だけではネリアとリシアの家がどちらにあるのかわかりませんでした。
玄関
玄関は背景絵状では右手側には靴箱が確認でき、その横に棚が存在し、左手側と奥側に扉が確認できるため、図7の矢印方向からを描いたものだとわかります。
しかし、この間取りでは奥の扉が確認できません。これは後述の琥珀の部屋に関する考察で詳しく書きますが、この扉はこの位置以外ありえません。このため、さらに玄関が大きいのではないかと予測できます。ただ、リビングの大きさについてもこの形がもっとも予測しやすいため、やはり、玄関の大きさに関しては一考の余地があります。
また、この玄関右手の収納(靴箱もしくは棚)はガスメーターや水道メーターと接する点にあることからブレーカーがあると考えられます。
リムスの部屋
リムスの部屋は背景絵右手側に窓およびエアコンが確認できます。また、中央にベッドが確認できるため、図9の矢印方向から描いたものだとわかります。
このため、玄関との関係状、背景絵で見える以上に大きいのだと考えられます。
加えて、この部屋には母の寝室であるため、現在勉強机がありませんが、このまま、リムスが暮らすのであれば背景絵左手側に勉強机が置かれると予測できます。
さらに、リムスの部屋はリビングからも頼斗の部屋からも遠いため問題ないことがわかります。
また、リムスの部屋は本来であれば夫婦の寝室であるため琥珀の部屋からも物音が聞こえにくいと考えられます。
琥珀の部屋
琥珀の部屋は背景絵右手奥にドア、左手にベッドと窓があるため図11の矢印方向から描いたものになります。
このため、ドアが角にあるため、玄関から見た場合前述の疑問点となる位置にドアがきてしまいます。
また、この部屋にはエアコンおよび勉強机が確認できないため背景絵で描かれた視点より手前の位置にあると考えられます。
加えて、この部屋はリビングやリムスの部屋に面するため物音を立てることに無理がある部屋だとわかります。
リビング
リビングは背景絵右手にドアが二つ確認でき、背景左手に台所が確認でき、奥側に窓が確認できるので図13の矢印方向から描いたものだとわかります。
まず、ここまでの扉も含めてトイレが確認できないため、リビング手前の琥珀の部屋前にトイレがあるとわかります。
また、背景絵右手側の2つの扉と電話置きや棚の幅が少々せまいと感じられます。このため、トイレと洗面所の間にスペースを置き幅を確保してこの点には収納があると仮定しました。ただ、これに関する確証はありません。
頼斗の部屋
頼斗の部屋は奥に窓(ベランダ)が確認でき、扉も確認できないため、図15の矢印方向から描いたものだとわかります。
この部屋はリビングに面しており、リムスの部屋(夫婦の寝室)よりは小さく、琥珀の部屋よりは大きいため、本来の設計意図は書斎だったのでは無いかと予測できます。
また、当初の疑問であるエアコンが、この部屋でも窓側にエアコンが無いとわかります。
洗面所
洗面所の背景絵左手側には洗面台があり、奥には風呂場への扉があるため、図17の矢印方向から描いたものだとわかります。
この場合洗濯機が頼斗の部屋に接するため頼斗の部屋からではうるさそうではありますが、頼斗が家事担当であるため問題ありません。
また、風呂場で何らかしらの大きな声を立てた場合、頼斗に気づかれる可能性があります。
エアコンについて
まず、リムスの部屋と琥珀の部屋のエアコンは窓側に設置されているため問題ありません。(図18上)また、リビングと頼斗の部屋に関してもエアコン側面から室外機に通じていると考えれば問題ありません。(図18下)しかし、現状では電源をどう取っているのかわかりません。
ただ、リムスの部屋と琥珀の部屋もリビングと頼斗の部屋も壁を挟んで隣り合わせなため理にかなっていると言えます。
水回りに関して
トイレと洗面所、風呂場が隣り合っており、水道メーターに近いため理にかなっていると言えます。
感想
以上が相生家の間取りになります。
今回、相生家の間取りを調べたことにより予想以上に色々なことがわかりました。
なので、今後時間が在れば先行研究があるものですが、D.C.とD.C.Ⅱでの朝倉家についてなんかもやってみたいなと思いました。