どうも、カナジシキです。
プリコネRの主題歌Lost Princess最高の曲ですよね!
なんと言っても、ファンタジーを思わさねがらも謎めいた歌詞とそれにあった曲調がマッチして最高です。
今回はそんな神曲の曲目Lost PrincessはプリコネR、第一部のタイトルにもなり得るのではないか?
という、趣旨の考察です。(歌詞考察はまた今度やります)
以下、第一部や場合によっては第一部ベースであるアニメプリコネの重大なネタバレを含みますので嫌な方はブラウザバックをお願いします。
目次
Lost Princessの意味
まずは、簡単な単語ではありまずが、Lost Princessの意味をきちんと理解する必要があるでしょう。
goo英和辞典では
Lost→(形容詞)失われた、なくした、紛失した
Princess→(名詞) 王女、皇女、内親王、女子の王孫、王家[皇族]の女子
と記載されています。
このことから、直訳するとLost Princessの意味は直訳すると「失われた女王」となります。ただ、プリコネで登場するのは少女達であることから
「失われた姫」
とするのが妥当でしょう。
では、「失われた姫」とは、
誰から見て失われた存在なのか?
また、姫とは誰を意味するのか?
を検討すべきです。
視点を探る
ここで視点となる人物を考えていくべきなのですが、ここでは深く考えず、この曲を歌っている美食殿と、プレイヤーであり物語の読み手となる主人公で良いのだと思います。
ただ、この見解からは
ペコリーヌ
コッコロ
キャル
主人公(以下騎士くん)
4つの視点が生まれてしまいます。
この4つの視点で全て「失われた姫」の物語が成り立つのであれば、第一章のタイトルがLost Princessと言っても差し支えないでしょう。
ぺコリーヌのLost Princess
ペコリーヌの視点から見る「失われた姫」とは、自分自身のことになります。ペコリーヌは本来ランドソルの姫です。しかし、その身分が覇瞳皇帝により奪われている状態から物語が始まります。そして、騎士くんや美食殿、出会い大勢の仲間と共に覇瞳皇帝をうち倒し、姫の座に戻ります。それは、正しく「失われた姫」の物語と言えるでしょう。
キャルのLost Princess
一方、キャルの視点から見るとと言うと、これはキャル自身が「失われた姫」ではありません。キャルの物語を見たとき、親の教育などから失われた心=姫とした場合成り立つなどと言うコジつけは出来ますが、やはり説得力に欠けると思います。
ここで、重要となるのがキャルはプリンセスナイトであるということです。そして、キャルのプリンセスは覇瞳皇帝です。
つまりは、覇瞳皇帝の姫へのなりわかりと討伐は、覇瞳皇帝が失われるという、ペコリーヌの視点と逆の立場で、キャルの「失われた姫」の物語は成り立つのです。
また、このことから第一部においともっとも重要な部分である、覇瞳皇帝との闘いとういう形そのものがLost Princessの名前を冠すると言っても他なりません。
コッコロのLost Princess
しかし、コッコロの場合、覇瞳皇帝を主軸に捉えた「失われた姫」の中心にはいません。ここで再び登場するのが七冠とプリンセスナイトの関係です。キャルではプリンセスナイトの立場からプリンセスを割り出しましたが、コッコロの場合はどうなるでしょうか?
そうです、
コッコロは自身が七冠であり、
つまり、ここでの「失われた姫」なのです。
では、どうしてそう言えるのか考えたとき出てくるのがミネルヴァの懲役です。彼女の父親は七冠であり、ミネルヴァおよびアストルムの製作者の1人です。そんな彼が自身の制作物で、自身の愛娘を現実から失ったことが、「失われた姫」と言えましょう。また、コッコロは一度現実に帰っており、晶からも繋ぐ役割を担っていることが物語の意味合いを強くしていると言えます。
騎士くんのLost Princess
騎士くんの場合は物語の主人公であると同時にプレイヤーであることから二つの視点を持ちます。
騎士くんとして
騎士くんもキャルと同様の見方をすれば晶のプリンセスナイトです。つまりは、晶が「失われた姫」と言えます。これはストーリー中盤で晶の意識は現実に帰っていることが指せるかもしれなません。また、力がプリコネ時代よりも低いこともいえます。ただ、晶と騎士くんの関係を物語の中心とは起きづらいため、次のプレイヤー視点がさらに重要と言えます。
プレイヤーとして
やはり、騎士くんの物語の中心にあるのは記憶の消失にあると思います。そして、これにより失われた絆を結び直す物語です。ならば、ここでの「失われた姫」は
プリコネの登場キャラ全てです。
プレイヤー視点からすれば、
推しキャラが姫です。
その姫との絆が失われていた事実を考えれば物語として「失われた姫」言えましょう。
また、騎士くんの視点からしても、ユイが含まれるため、いわゆるユイ説を採用した場合でも成り立ちますし、同様にレイ、ヒヨリでも問題ありません。また、実際に姫であるペコリーヌや先程上げたアキラ、アストルムの姫であるミネルヴァでも成り立ち、「失われた姫」の物語と言えましょう。
Mirage Game
今回はLost Princessが第一部のサブタイトルではないのか?と言う考察を行なってきました。
そして、ペコリーヌ、キャル、コッコロ、騎士くんでそれぞれ違う物語でありながら、テーマとして「失われた姫」の物語が見えてきたと言えます。
今回この実証ができたことにより、同様の考え方が第二部でもできます。
つまり、Mirage Gameからの類推が可能になったのです。
てなわけで、
タイトルMirage Gameから見る第二部と歌う美食殿、トゥインクルウィッシュ、シェフィから見た考察なんかをそのうちやります。
では!