どうも、カナジシキです。
今回はスタリラの冒頭では、何故戯曲スタァライトが失われたのか、に対する考察です。
また、アニメで描かれた3種類のレヴューを、戯曲スタァライトのキラめきを主軸に連続性や関連性を示したものとなります。
したがって、スタリラの考察というよりは、アニメの考察に近いものです。
これは、2018年にTwitterにて投稿した考察のリメイクです。
基本的に読みやすいに文体を変え、図を挿入したリメイクとなりますが、
現在では新章まで完結しているため、それを踏まえた修正や加筆も行なっています。
また、一部の主義でアニメとスタリラを分けた考え方の人もいますが、本考察では繋がった時間軸として考えています。
以下、アニメスタァライトおよびスタリラ新章の重大なネタバレを含みますので嫌な方はブラウザバックをお願いします。
目次
えるとスタァライトの消失
新章終了時点では、幼女えるの夢が削劇に関わっているということがわかります。しかし、えるが最初に出会った舞台少女が天堂真矢であり#11記述から
このパターンでの最初の削劇は#7で生じた「別れの戦記」であると思われる点
#7〜#10に比べて異質である点
から未だに、戯曲スタァライトの消失は謎であると言えます。
キラめきが失われた理由
戯曲スタァライトが消失した理由これはストーリー中で言われてるように、戯曲スタァライトのキラめきが失われたからです。
つまりは、
キラめきが何故失われたのか
を突き止めれば、Q.E.D.といえます。
自分はこの原因について、アニメでの3種のレヴューに起因すると考えています。
この3種のレヴューというのは
ばななのループ
イギリスでのひかりの参加したレヴュー
アニメで行われたレヴュー
です。
結果から言えば、この三つのレヴューが本来レヴューのあるべき形から見たとき、特異的なものだったからこそ、スタァライトのキラめきが失われたのでは?
という話です。
レヴューとキラめきの循環
まず、この論において疑問になるのはレヴューと戯曲スタァライトのキラめきの関係です。
レヴューが起きる理由の1つは、舞台版で言及されていた、少女達のキラめきの高ぶりです。加えて、トワイライトシアターのような舞台装置や、戯曲スタァライトのような基本的な台本も必要であるとも考えられます。
次に、運命の舞台は舞台少女全てのキラめきが必要である点から、レヴューも同様にキラめきをもとに行われていると言えます。
また、レヴューで戦う前の少女達がレヴューに使用される、キラめきはレヴューの初めの日に近い方ほど舞台演出が質素な点から、レヴュー衣装を作り出すことや、得物をつくる程度のものと考えられます。
そう考えた場合、舞台装置の初動時に必要なキラめきの不足分がどこから、出ているのか考えたとき、それは
題材となる「物語」
であると言えます。
そして、今回の3種のレヴューは全て題材は戯曲スタァライトであり、特異的なレヴューを繰り返したためにキラめきは失われたと考えられるはずです。
「物語」のキラめき
では、どのようにレヴューの題材となった「物語」のキラめきが、保たれるかということが重要です。
これは、まず、参加少女達から奪ったキラめきが挙げられます。
加えて、「物語」の題材となる舞台で観客から得られる「物語」への感動でしょう。
また、本来であれば、レヴューにより生まれたトップスタァは「物語」への感動を増し、結果的に「物語」のキラめきは保存されるはずなのです。
つまりは、下図のような循環が生じるはずなのです。
(矢印はキラめきの移動を表しています)

これらを踏まえて、本題となる3種のレヴューの繋がりと特異性、そして、それにより何故キラめきが失われたのかについて考えていきます。
ばななのループ
はばななのループでは、1年を繰り返すループという手法によって、さきほどの循環を塞き止め、トップスタァが生まれないため、物語へのキラめきの還元が起きなかったといえます。
しかし、このレヴューでは、時間をループしているため、キラめきも時間を逆行しています。また、戯曲スタァライトのもともと持っているキラめきは、作中では大衆に知られた作品であり、崩壊が他の物語へも影響する点から、かなりであるはずです。
なので、ループの度に少しずつ残存のキラめきが減っていいき、そのキラめきを消費したのだと考えられます。

イギリスでのひかりの参加したレヴュー
次に、イギリスのレヴューは戯曲スタァライトのキラめきがなくなってきたからこそ、生じた側面もあると言えます。
この論の根拠には
根拠1
まず、アニメでの周回でしかイギリスのレヴューが生じていない点が挙げられます。
イギリスのレヴューはばななループが生じる1年生時に行われていることから、
「このレヴューも何度も行った可能性」
と
「アニメでのレヴューしか行われていない可能性」
が生じます。
それがどちらなのかというと、ひかりが何度もレヴューに参加していた場合、アニメでの周回だけ日本に行こうとしたということよりも、イギリスでのレヴューが今回だけ起きたことという方が考えやすい点から後者となり、その理由がスタァライトのキラめき不足からといえます。
また、何度も行っていたとした場合もひかりがこのときだけ日本に行こうとした理由にスタァライトのキラめきを考えたキリンが接触した、これに供えてこのときだけキラめきをひかりに残した、とできます。ただ、ドラマ性が下がるので不採用とします。
根拠2
次に、舞台 #2 およびスタリラにおいてレヴュー=スタァライトではないことが確定したため、イギリスでスタァライトが題材のレヴューを行う理由が無いためです。
このイギリスでのレヴューは
星積みの塔がある
参加少女が8人
日本の東京タワー同様のロンドン塔
という点からスタァライトが題材であると言えます。
特異性
そして、このレヴューはばななループで失われたキラめきを回復するために行われたのものなため基本的に普通のレヴューです。
しかし、スタァライトを題材にしながら運命の舞台は違うという特異性を持ちます。
したがって、キラめきの循環で見た場合、トップスタァの誕生による還元がありません。
また、ひかりはキラめきを出し尽くしていないことから、普通より物語への還元は少なかったといえます。

アニメで行われたレヴュー
最後に、アニメで行われたレヴューにおいてはひかりが8人のキラめきを肩代わりしたことが決定打になったと言えます。
これは、先程の循環でみた物語のキラめきからすれば
舞台少女からキラめきが得られない
トップスタァも生まれない
と、完全に循環がされない行為です。
加えて、レヴューの勝敗がついた後に華恋とひかりが戦ったことによる消費も致命的だったはずです。

このように、キラめきがアニメの結果でなくなったため、起こったのが戯曲スタァライトの消失の理由と言えます。
まとめ
つまり、スタァライトの消失というのは
ばななループによりスタァライトのキラめきが消失し始める ↓ ロンドンでのレヴューによりキラめきを取り戻そうとするも失敗 ↓ アニメの一連の流れによりスタァライトのキラめきが消失する
というプロセス図を踏んだ結果スタァライトは消失しかけ、Re LIVEが発生したのではないのかということです。
予告
これをふまえた、キラめき消費の視点で見るえるについて、そして、ReLIVEの考察と続きます。
次回