〈プリコネ考察〉七冠(セブンクラウンズ)について

プリコネ

どうも、カナジシキです。

今回はプリコネの謎でもっとも大きな謎である「七冠」について

「能力」

の視点で考察し、最後の七冠を迫っていこうと思います。

(プリコネ考察て七冠から始まるよね)

以下、第一部や場合によっては第一部ベースであるアニメプリコネの重大なネタバレを含みますので嫌な方はブラウザバックをお願いします。

概要

まず、七冠の概要についてざっとおさらいしいきます

また、基本的には無印メインストーリーを観ていることを前提に書いているのでざっくりした説明です。

七冠とは?

七冠とはネット社会の健全化を目指した国際組織「World Intelligence-Society Docrtine Of the Moderns」(現代世界情報社会政策会議)=ウィズダムのトップ集団で世界の特異点とされるような天才集団です。

無印の作中では

仮想世界「レジェンドオブアストルム」VRMMOとして作りその世界で超能力の実験を行い世界の管理者として自律式AI「ミネルヴァ」を作った人々です。

また、プリコネRでは「レジェンドオブアストルム」が世界として隔離され物語が進行しているので、それを作った彼らは「神」と同等であるとされています。

加えて、プリコネRでのゲームの使用キャラクターとしても最強クラスの性能を誇る、意図した公式壊れキャラになります。

各キャラ概要

異名とプリンセスナイトに加え、能力は技名でなく性能について書いていきます。

模索路 晶(ラビリスタ)
異名 迷宮女王(クイーンラビリンス)
プリンセナイト 主人公
能力 ダンジョンの生成

ラジクマール・ラジニカーント
異名 跳躍王(キングリープス)
プリンセスナイト ダイゴ
能力 空間の跳躍

現士見似々花(ネネカ)
異名 変貌大妃(メタモルレグナント)
プリンセスナイト マサキ
能力 万物への変化

クリスティーナ・モーガン
異名 誓約女君(レジーナゲッシュ)
プリンセスナイト 不明
能力 乱数調整による絶対命中攻撃と絶対回避行動

千里真那(偽ユースティアナ)
異名 覇瞳皇帝(カイザーインサイト)
プリンセスナイト 無印 自身/R キャル
能力 情報集積と情報処理による未来予知

の5人に加えて、存在のみコッコロの父とわかっている人物と完全に不明な人物

の七人がいます。

また、サブメンバーとして

尾狗刀詠斗(オクトー)
プリンセスナイトに近い能力を持ち、七冠の傀儡として働いていた。

園上矛依未(ノウェム/ムイミ)
現実世界でレジェンドオブアストルム中にある超能力を使用でき、このため七冠に保護され実験体となっていた。

がいます。

以下本編

能力について

七冠について考えた場合、特筆するのはやはり能力であるといえます。レジェンドオブアストルムはゲームであり、Rではリアルと間違えるような世界であるため自由度の高いものとなっています。そこでは魔法やスキルといった類のものが存在しているため現実では起き得ないことが起こせるのも普通のことです。また、現実世界での超能力者や動物、幽霊などもこの世界に来ることができ、ノウェムのように制限をかけない限り、その能力をこの世界に引き継ぐことができています。そんな中でも七冠の能力はチート級の能力であるとされており、その能力を探ることが七冠の謎を迫る一つといえましょう。

それぞれの力

では、彼らの力はどのような原理で設定されているのかについて見ていきましょう。

まず、彼らの能力はゲームを抜きに、この異名で現実世界で呼ばれていたと推察できることから現実世界の特技が能力になっていると考えられます。

それぞれ

跳躍王→格闘技のチャンピオンであり、空間の跳躍はその早技からきている。

変貌大妃→もともとスパイであり変装の名人である

覇瞳皇帝→IQ的にいえば七冠でももっとも秀れた人物であり、情報集積能力と分析能力から世界の中枢を収める企業のCEO

であったと言えます。

しかし、晶とクリスティーナの二人は異名そのものは

迷宮女王→七冠の中でももっとも探求心大勢であったことと名前から

誓約女君→家柄から誓約というものが重視されたため

特技や性質から異名が付いたとわかり異名から能力も関連付けられてはいるのですが、特技から能力が作られたというのは三段論法で説明できても正確とは言いたがいです。

ゲーム製作より

ではより正確な能力の意味付けはというと、レジェンドオブアストルムの制作のどこに関わっていたのかであるといえます。また、製作には特技を活かすのは当たり前のことなので前述の特技と能力の一致も当然のことと言えます。

それぞれ

迷宮女王 ダンジョンや街、マップなどの構造やシンボル

跳躍王 空間そのものの制作やxyz軸の設定

変貌大妃 キャラクターやモンスターなど全てのテクスチャ

誓約女君 乱数を中心としたゲームのランダム発生

覇瞳皇帝 ゲームの情報処理システム

であったといえ、これは正しくゲーム作りの中心であったと言えます。

(もちろん、一部競合する部分は仕方なく協力したと考えられる)

加えて、七冠をプリコネR内で神のような存在としていることや無印OPのつなぐもので「神さえ作り出す世界」と歌詞にあることから、神の世界を創造した力=権能=能力は自然なことであるため、これをこの説の補強とします。

謎の七冠

ゲームを作るという視点

ここまで、能力から見た七冠について考えてきましたが、そこでは七冠の能力とはレジェンドオブアストルムを作ったときの製作担当だということが見えてきました。ここで、このことを利用すれば謎の七冠2人が分かるのでは無いでしょうか?

では、ゲーム作りにおいて現状で見えてない製作過程は何かというと、RPGツクールのエディットで考えた場合

「スキル設定」「ゲームの管理システム」「政治や歴史など、世界観の構築」「装備やアイテム設定」「時間設定」があります。

この中でスキル設定はノウェムの超能力から、ゲームシステムはミネルヴァの作成、世界観の構築はMMORPGであるためあまり重要ではなく不十分であったためプリコネR時代に真那が苦労しているためこの三つは製作過程について明らかになっています。

このことから、残った

装備やアイテムの設定

時間設定

が最後の七冠の能力に関わることができます。

モブ設定という可能性

しかし、ここで一つ消しておきたい可能性として

木々や植物に関する能力

動物を操る能力

モンスターを操る能力

などが七冠の能力であるという可能性です。

確かに、これらもゲーム製作には重要な設定ですが、基本的にネネカのテクスチャ設定を中心とした他の七冠の作業とかぶってしまうように感じます。

現に自然に関してはダンジョンとの違いはわかりませんし、植物を個々にゲーム中に設定する理由を作るならばそれはアイテムに内包されますし、動物に関してはリマのような特例にネネカが関心を示すことから関係性が示唆されます。また、モンスターに関しては複数のキャラクターに渡ってこの能力を持つものが既にいるため、これを七冠の能力にはできないといえます。

この否定からやはり前述の2つが残ります。

装備やアイテムの設定からくる能力

コッコロの父

まずはこの装備やアイテムというものを見たときに、これがコッコロの父がこの能力を持つ七冠なのかと考えることになります。コッコロは能力を受け継いでいるはずですが、村から出てきたため世間をよく知るわけでは無く、自然に近い彼女がその能力を持っているのかといえばいささか疑問です。

王家の装備

結論から言えば、最後の七冠はペコリーヌの親であると考えるられます。

まず、前提としてキャラクターストーリーからペコリーヌの国の王族がレジェンドオブアストルムの製作に関わっていたことは示唆されています。

さらに、王家の装備が明らかにチート能力であり、七冠に近い能力であると考えられます。また、ここまでの考察で登場した装備やアイテムという概念にこの王家の装備は合致します。加えて、王家の宝物庫には多くのアイテムが保管されてあったと言われており、これは真那が集めたとされていますが、最後の七冠の能力の一つでありそれを真那が利用したと考えればこちらもアイテムと装備の能力に合致します。

このため、この能力とゲーム製作の面から見てもペコリーヌと最後の七冠の関係が証明できます。

時間設定からくる能力

では、この時間設定から得られる力がコッコロの父の能力であり、現在コッコロが有しているのか?というとこれは可能性が高いといえます。

しかし、この話を成り立たせるには第一部第15章第5話で現実身をましたループ説についての詳しい考察をここまでと同じくらいの文量でせなばいけないので、今回はそのループの起点がコッコロの可能性があるから程度に留めておきます。

追記)書きました↓

まとめ

今回は七冠というテーマを能力という視点で見てきました。

結論としては

七冠の能力はレジェンドオブアストルムの製作担当に起因する

そのことから、まだ登場していない能力は「装備やアイテム」に関わる能力と「時間」に関わる能力である。

最後の七冠はペコリーヌの王家の人間で「装備やアイテム」の能力が王家の装備や宝物庫のアイテムに関わる。

コッコロの父の能力は「時間」に関わる能力で、コッコロはループ説と関わりを持つということです。

次はプリンセスナイトについて雑多な考察になると思います。なお、ループ説についていつやるかは未定です。

2021年3月追記) 最後の七冠(セブンクラウンズ)アストライア王家(ペコリーヌの血縁者)説

本文を読んでいただきありがとうございます。この記事は2020年5月に作成したものであるため、第1部を中心とした内容であり、今見ると矛盾を感じる部分もあると思います。(私自身もあります。)ただ、記録として残したいため今更、変更する気はありません。

この後、私は七冠を含めたプリコネの考察を書いており、特に本文でも登場した最後の七冠アストライア王家(ペコリーヌの血縁者)説を中心にまとめた記事が下のものとなりますので興味のある方はお読みください。

次回

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