〈スタァライト考察〉1章のRe LIVEについて 前編#11の矛盾より

スタァライト

今回は「スタァライトの消失について」を元にして書いた「えるについて」で足りなかった部分の補足となる、1章のRe LIVEについてを#11の矛盾とともに見ていきます。また、現在でも自身のスタァライト消失についてが有効な理由についての追記にもなります。

本題のRe LIVEがどのようにスタァライトのキラめきに寄与していたのかやコロスについては次回見ていきます。

以下、アニメスタァライトおよびスタリラ新章の重大なネタバレを含みますので嫌な方はブラウザバックをお願いします。

スタァライトの消失とRe LIVEについて

Re LIVEにはいくつかの種類が存在します。

そのうち今回はスタァライトの消失に焦点を当てているため、1章で生じた「スタァライトという物語の消失」について見ていきます。

#11の矛盾点とRe LIVEについて

#11の記述にはいくつかの矛盾点が存在します。しかし、これはえるが起こしたRe LIVEについて、えるがきちんと理解していなかったからとできます。したがって、この矛盾点がスタァライトの消失から生じていると考えれれば証明ができるわけです。

夢での作成

えるは「スタァライトという物語の消失」を夢で書いたとされています。前回はこの夢で書いたという点を強引に解釈しましたが、あの解釈からの証拠だけでなく、

#11では大人のえるやアンドリューは5歳のえるを止められないと書いてあり

夢でえるは大人なので夢で物語を書いているということはありえません。

このことから、夢で書かれた「スタァライトという物語の消失」は

大人のえるが書いたという可能性と

夢でも5歳のえるがいたという可能性

2つが生まれますが、どちらも特殊な例なので「スタァライトという物語の消失」というのがいかに異例か分かります

フロンティアについて

えるはフロンティアの舞台少女は#10よりあるる以外は舞台少女として認識していませんでした。

しかし、それよりも先行する1章時点でフロンティアは5人揃って舞台少女として登場しています。

これはえるがえるノートに書き込んだ人物が舞台に登場するというメソットからすれば舞台少女でない人物が登場するのはありえなくはないです。しかし、少なくともアンドリューが舞台少女でないと判断している人物を書き込むかについてはいささか疑問です。

これの解答はスタァライトの消失を防ぐために必要なキラめきを得るために4人の存在も舞台少女だとキリンが吹き込んだためだと考えられます。これは自身は舞台少女でないと思っていても、そう言われたから書いたということです。

また、#10でのアンドリューとえるの行き違いもこのためと言えます。

コロスと舞台少女が出てくる夢

えるはえるノートに物語を書いてからは夢そのものは観ています。しかし、それが本来のRe LIVEだったとした場合には舞台少女達もそのことを覚えているはずですが覚えていません。つまり、「スタァライトという物語の消失」からRe LIVE始まっています。これはおかしな話であり、何かトリガーが無ければいけません。

これは、舞台少女が直接舞台飛び込む意思を決めたことであると言えます。何故かといえば舞台少女に焚きつけるという行動をとって舞台に参加させていることが何よりの証拠です。

また、これだけでは、キリンがそれを行わせたことの最初の点がスタァライトだったことに意味が無いため、やはりスタァライトに何かあったと考えられるわけです。

#11では1章を説明しきれていない

#11では、えるが起こしていたことを順に述べているわけですが、「スタァライトという物語の消失」という台本をえるが書いたのだとしたら

各校のレヴュー(これは舞台少女を焚きつけるため)

スタァライトの消失が他の物語の消失にもつながるためみんなで塔を登らせ

という話の順なわけですが正直、無理やり感のある話です。

何がかといえば、まずレヴューがいりません。何故なら本来塔を登る物語を作りたいだけであれば、レヴューという工程が無くても物語の消失だけで舞台少女を焚きつけることはできたはずなのです。つまり、レヴューはいりません。

次にスタァライトである必要性がないことがあげられます。前述の内容を言い換えた形になりますが「塔を登る物語=スタァライト」というのはいささか強引ですし、コロスを倒すエチュードがしたいだけなら、これもスタァライトである意味が無いです。

つまり、このことから#11でえるには説明できなかったことに、スタァライトである必要性とレヴューを行う必要があったのです。

Re LIVEとスタァライト

ここまでの矛盾点の解消方は、やはりスタァライトの消失という物語のRe LIVEはスタァライトのキラめきを取り戻す物語だったのだということです。

何故なら、

フロンティアの必要性がキラめき不足の解消という説明に適するから

レヴューという過程を必要としているから

スタァライトからRe LIVEは始まっており、Re LIVEにスタァライトが必要だったから

ということから説明できます。

流れの時期

先ほどの矛盾点と前回の考察を踏まえ、前回は簡易的にしていた表をさらに詳しく考えていき今回のまとめとします。

①について

①については問題ありません。

②について

天堂真矢とえるが出会ったのは前回の考察から1年生時

舞台少女の存在を知ったのはここであるが、言葉を知ったのは夢の中。

③について

えるノートにより発生したのは夢だけであり、正確にはRe LIVEでは無い。

④について

スタァライトのキラめき不足と関連でき、このことから時期もアニメスタァライト終了時、もしくはひかりが居なくなった後と考えられる。

⑤について

舞台少女達を焚きつけてレヴューやエチュードを行い本当のRe LIVEが始まる

⑥について

2回後にみます

次回はRe LIVEが起きた理由をやっとみます。

前回

次回

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