どうも、カナジシキです。
今回は先週の日曜、7月12日に行われたThe LIVE ONLINEの感想を書いていきます。
基本的にはLIVEパートの何が良かったというものやトークパートの何が面白かった、感情的に何が良かったというものではなく、舞台パートの物語としての構成という要素や#2からの流れという、視点で書いていこうと思うのでよろしくお願いします。
また、作中からみえるキャラクターの解釈的な考察は#1と#2を見返す時間が無かったので割愛しています。
以下、The LIVE ONLINEは今後商品化される可能性があるものにはなるのでネタバレが嫌な方はご注意ください。
目次
総論
私としてはストーリー面で見れば、この短い期間で仕上げたものと考えればよかったのですが、少々内容が薄かったようにも感じられます。
しかし、その分99期生の日常が垣間見えたことによるキャラクター面での良さが際立った作品であったと思います。
加えて、詳しくは後述しますが、今回の作品ではキャラクターの日常を描いた作品をこれまで#1、#2と築いてきた舞台スタァライトの構文に載せた作品となっており、舞台スタァライトというものを1つの型として完成させたと共に可能性を広げたことが本作の最も魅力に感じました。
スタァライトの構文
舞台スタァライトは構文として
プレコール
↓
本編
↓
次のステージへ
というものが#1#2で共通して見られます。
今回それに引き続き3作品目でもこの構文を利用したことによりこれを確定させたと言えます。
さらに、今回社会的な情勢があったとはいえ舞台パートが約17分という短い時間設定の中でもこの構文に従って作品を作り上げていることはこの意味合いをさらに強めているわけです。
プレコールについて
今回のプレコールはオンライン舞台であるが故に全員を映そうとした場合引きの映像になってしまうため、一人一人を分割した映像としており、その演出が良く最もオンライン舞台であることを活かしていたように思います。
また、これまでの話しを考えると#1ではそれぞれ、#2では登校した順に行っていたのに対して、今回は華恋を除き全員でありそうなった理由には華恋があったことにより、99期生の変化を感じとることができました。
加えて、プレコールの歌詞はメモを残してあるので#1#2と比べてと書こうと思えば書けるのですが、時間がないので別途にやる気が有れば書こうと思います。
(割愛した部分)
本編
今回の本編は新入生への公演の舞台解釈を行うというものでした。そこでは桃太郎という定番童謡の中で華恋のぶっ飛んだ解釈を元にキャラクターそれぞれの個性が見えてきて大変面白かったです。
また、詳しく後述しますがこれまでのスタァライトでいえばこの本編はレヴュー(殺陣)が中心であるのに対して、今回は舞台少女が演じる舞台や解釈であったというのはさまざまな可能性を広げたと思います。
次のステージへ
正直な話し#1#2に比べれば時間が無いため中身が薄い作品であり、次のステージへという絞め方には少々無理やり感は観ていて思ってしまいました。しかし、無理やり感はあってもこの終わりであることにより舞台スタァライトとしての型を完成さたという面では最もそれを考えさせる部分でした。
本作から見えてきた可能性について
今回の作品から見えてきた可能性として殺陣をしない喜劇作品をスタァライトでやることへの可能性があります。
これは前述した本編が本来のスタァライトの売りである殺陣がなくとも99期生の日常を描いたとしてもスタァライトの構文が成り立つことから見えてきます。
同様の理由から舞台少女が演じる舞台作りや舞台というのも1つの作品になることが見えてきました。
自分としては昔から言っていたことであるのですが、今回の作品からは「舞台少女が演じる舞台」ということを舞台化することに関する可能性がさらに濃くいけると思わせてくれました。
また、今後長編舞台だけでなく短編のこういった形のものも行って欲しいとおもいました。
#3の予測
感想としては先ほどのような感じなのですが、最後に#3の予測を妄想して終わろうと思います。
今回の作品から見えた#3への伏線はやはり「新入生」にあると思います。
単純にこの新入生と闘う(レヴュー)し和解してコロスと闘うといういつもの展開の可能性もおおいにあるのですが、99期生が最高学年として新入生を指導官としてセコンドに立ち代理的に再び99期生が闘うなんて展開もあるかもしれません。
まあ、ともかく「新入生」という新キャラを加えて新たな闘いが始まるんだろうという予測です。
とにかく、新作楽しみですね、、、