どうも、カナジシキです。
今回は先日公開されたD.C.4 Fortunate DeparturesのHPにある、物語紹介とキャラクター紹介からD.C.4とD.C.4 Fortunate Departuresの繋がりに関する考察を行っていきます。
いや、普通にFDなんだから、そのままヒロイン√のif的な続きだろ、と思うのが普通なのですが、自分の考察を元にするとそう簡単な話でも無いので今回はそのことについて書いていきます。
以下、D.C.4の重大なネタバレを含みますので嫌な方はブラウザバックをお願いします。
目次
3つの可能性
前提として、自分の考察ではゲーム内時間である一登達が付属3年の冬〜本校1年の春までの時間軸には大分して3パターン存在すると考えています。
何故、その3つに分かれるかについては自分の考察を見てもらえればわかると思うのでそちらの確認をお願いします。
ただ、簡潔に言えば
本編での各ルート(有里栖ルート以外)
有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界
有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界
の3つに大分できると考えています。
図にすると上の通りです。
また、考察の中でも下のものを読めばだいたいわかると思います。
そして、今回発売されるD.C.4 Fortunate Departuresはこのうちのどれから続く世界なのかを考えると本編での各ルートのその後とは考えにくいのです。
本編での各ルートのその後で無い根拠
この恋は、世界を変える
「この恋は、世界を変える」これは、D.C.4のテーマになります。そして、D.C.4 Fortunate Departuresの物語紹介には「世界を変えるような物語から」で始まっています。また、キャラクター紹介よりD.C.4 Fortunate Departuresではそれぞれのヒロインが彼女になった後の物語が展開されることがわかります。これには一見なんの問題もありません。
しかし、冷静に考えるとこれはおかしな話です。何故なら、有里栖ルートないし有里咲ルート以外のルートで別に世界を変えてはいないからです。
二乃ルート、ひよりルート、未羽ルートは個人の問題解決が主ですし、詩名ルートは結局失敗しています。さらに、そら姉ルートは解決理由がよくわからないですし、ちょこルートに至っては魔法が関係無いです。
このため、各ルートが世界を変えると言えるかといえば謎です。このため、本編での各ルートのその後とは考えにくいのです。
もちろん、薄い根拠で言えば一登の内面が変わったことを世界と評しているとはできますが、正直、微妙です。
ただ、有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界ないし、有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界と考えると明確に世界を変える工程を行うので、世界を変えるような物語から少し時間が経ちが正しくなるわけです。
二乃が秋にいること
また、二乃と秋に充実した学園生活を送っていることも一つ根拠にできます。
これは二乃ルートではラストで二乃は修行に行っているのにという話です。
ただ、これはコンシューマ版の後日談よりいてもおかしくの無い展開に変わっているので、根拠になりません。
むしろ、D.C.4がⅢまでと違うことにより風見鶏に行かないからとも言えるため、4的な要素といえます。
後、個人的な話しにはなりますが、自作のSSで二乃が1年間いなかったことになってるいるは、投稿開始はブログを始めた後なのでコンシューマ版発売後ですが、書き始めたのはD.C.4発売後直ぐだからです。
そら姉と有里栖がヒロインとしていること
そもそも、私の考察ではそら姉が生きていることや有里栖ルートが存在する時点で有里咲ルートが生まれた後と考えています。このため、有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界ないし、有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界と考える方が自然だからです。
これは有里栖ルートに関しては私の考察を理解していないとわからないため少し難しい話しになりますが、そら姉が生きていた理由が一登が魔法を学んでいたからになっていることから考えやすいと思います。
どちらなのか?
では、有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界と有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界どちらなのかといえば、有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界であると考えられます。
ひよりと未羽のキャラクター紹介より
この根拠はひよりと未羽のキャラクター紹介から求められます。この2人のキャラクター紹介ではひよりが恋愛請負人をしていたことが書かれています。
そして、ひよりが恋愛請負人をしていた理由には一登が時空を曲げたことにより能力を得たからがあります。
しかし、有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界は一登が時空を曲げていない世界だと考えられます。
よって、有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界の根拠となります。
有里咲がいないこと
また、キャラクター紹介に有里咲がいないことも1つの根拠となります。
もちろん、ネタバレの観点からいないとも考えられます。
ただ、先日発売のヴァイスシュバルツ ブースターパック サーカス 20th Anniversaryでは、既に有里咲の情報が解禁されていました。これに対して、本作のキャラクター紹介に居ないことは、有里咲が確実に登場する有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界ではないと考えられます。
ファンディスクであること
また、本作はファンディスクの略称であるFDを文字ってFortunate Departuresです。
ifを文字ってイノセントフィナーレみたいな話です。
そして、有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界は正史です。
このため、本作は有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界であると考えられます。
結論
よって、Fortunate Departuresの世界は有里栖ルートを含む有里咲が救われる各ヒロインと恋をした世界であると考えられます。
ただ、このHPやF.D.というタイトルがブラフであり、有里咲ルートラストで描かれた有里咲が帰ってくる世界のその後を共通ルートで挟み、分岐でカガサイをメインにした話の可能性も全然あります。そして、そうならそれは本編です。
とにかく、D.C.4 Fortunate Departures楽しみでこんな記事を書いてみました。みなさんの発売がさらに楽しみになる一助となったら幸いです。
また、本編だけでなく、D.C.~ダ・カーポ~ Super Live Ⅱ円盤とD.C.4 ボーカルソングCDもほんと楽しみです。
後、D.C.4 アレンジサウンドトラックCDにピアノアレンジ入るのかな?とかも楽しみです。
SSの方は完全に妄想が確定すると思いますが、完結まではゆっくり書いていきます。