今回はこれまで見てきた
・過去作との繋がり
・各ルートのその後
のうち最後の各ルートのその後について見ていきます。
以下、D.C.4とD.C.シリーズ全体の重大なネタバレを含みますので嫌な方はブラウザバックをお願いします。
目次
未来で起きる確定事項
異変の収束で生じること
未来で起きる確定事項としてまず
有里咲の犠牲によりミズの国とサクラの国の異変が収束します。
これに伴い、有里咲が有里栖に戻るため有里栖・有里咲分岐で生じた有里栖の違和感が生じます。
また、ひよりと未羽の能力は失われ、ひよりの恋愛請負は廃業します。
加えて、異変が無くなることによりカガミの国へ行きにくくなるため、詩名は帰りにくくなると言えます。
一登の変化で生じること
次に、一登が各ルートで起きたことの結果として魔法について詳しく知り、自分のせいで有里咲が犠牲になったことを知れば、最終的にカガミの国に因果を置いて時間を戻すと考えられます。
各ルートについて
先程までのプロセスをわかりやすいキャラクターからルートごとに順に見ていきます。
常坂二乃
二乃ルートでは最終的に二乃が魔法を習いに行っているため、一登も魔法を知るため因果を残すまでのプロセスは簡単です。
逢見諳子
そら姉ルートでは一登が前を向いた結果、元の書斎を調べて、そら姉を救うために魔法を知ることになるはずです。
また、このルートの場合は有里咲を救うだけでなくそら姉を救うためにも時遡の魔法を使用すると言えます。
白河ひよりと美嶋未羽
この二人のルートでは彼女の親友もしくは彼女の未羽と有里栖に異変が起きることに加え、ひよりの一件で他ルートよりSSRの繋がりが強いことにより、
その2つのことがらを調べていくうちに魔法や有里咲の犠牲といった真相に辿りつくと言えます。
鳳城詩名
詩名ルートでは詩名を元の世界に戻すために魔法について調べており、ルート終了後もイチャイチャするためにこれを調べていると分かります。
その結果として有里咲の犠牲や詩名が帰ることが難しくなっていることに気づきます。
このため、このルートの場合は有里咲を救うだけでなく、詩名を戻すため(来ないようにするため)にも時遡の魔法を行ったと言えます。
日野原ちよ子
ちょこルートでは詩名が深く事情を話した場合、詩名ルートと似た状況になると考えられます。しかし、詩名の性格やこのルートでは詩名は父と母の馴れ初めだと思っているはずなのでそれは考えにくいです。
このため、このルートは他のルートと違い唯一魔法を知れません。よって、一登は子を授かり詩名が生まれます。
また、これは前回考察した詩名が来たのがちょこルートの未来からだという根拠の一つになります。
ただ、そう考えた場合には二人の子供の詩名が居なくなることになります。そして、このタイミングで魔法を知り時遡の魔法を使用すると言えます。
可能性の生まれた後
もう一つの各ルート
また、有里咲の救われる可能性が生まれた後の世界でもその可能性のなかでみんなと恋をすることは存在すると言えます。このことから、根本的に時間を遡るための魔法が無くとも物理的な時間は意味がないということが再び見て取れます。
ただ、この可能性が生まれた先のルートで有里咲がどのように救われるかはわかりません。
例えば、有里栖ルートと同様に愛の力を使用するかもしれません、他にも、一登が幼少期から学んでいるからかもしれません。
しかし、とにかくこの可能性が生まれたというのは確かなのです。
加えて、この可能性の中でちょことの間に詩名も生まれ、因果に触れればこの時代へと来るということは考えられます。
D.C.4の正史とファンディスク
D.C.4の正史は最初の考察のとおり、有里咲ルートの後の世界です。これについては前述の通り何が起きるかわかりません。ただ、全ての因果を取り戻した一登達が恋をする可能性は高いです。
では、これがファンディスクなのかといえば正史です。
このため、ファンディスクは各ルートの単純なその後、もしくは可能性が生まれた世界での恋をした後の話と言えます。
まとめ
今回はD.C.4のその後について見ていきました。
これより結果的にどのルートを辿っても一登は魔法を知り、時遡の魔法を使用するとわかります。
また、これまで言っていた、同じキャラクターとの恋の物語でも3パターン存在するということがさらに明確になりました。
以上でこれまでのD.C.4の考察は終了とします。
次回はそれぞれの考察を繋いだまとめとあとがきなんかもやるつもりなので良かったら読んでください。
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